国産ジーンズは世界最高峰｜おすすめブランド11選はリピート必至

世界にはデザインや品質にすぐれたジーンズブランドが数多く存在します。

なかでもメイドインジャパンは、世界最高峰のクオリティといっても過言ではありません。

そんな国産ジーンズについて、以下のような想いをお持ちの方もいるのではないでしょうか？

ジーンズは多くのブランドで販売されていますが、果たしてそれが国内のすぐれた職人が手掛けたモノなのか分かりづらいものがあります。またイメージと実物の不一致など購入後の失敗も避けたいところです。

当記事では老舗を中心にジーンズ製作に特化した国内ブランドをご紹介。また、ジーンズ選びで失敗しないために最低限チェックすべきポイントを解説いたします。

国産のディテールやシルエットの美しさ、履きごこちを体感すれば長く穿きつづけたい気持ちが芽生えるはずです。お気に入りブランドで様々なモデルを穿きこなし、ジーンズコーデの活躍シーンをさらに充実させましょう。

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国産ジーンズ｜世界最高峰のおすすめブランド11選

ここからは世界トップクラスのジーンズを手掛ける国内ブランドをご紹介。

ブランドによってはジーンズだけでなくトップスやシューズ、アクセサリーなど、豊富なラインナップを取り揃えておりますのでトータルコーデをぜひお楽しみください。

世界が注目するジャパン・ジーンズで「唯一無二」を育てあげましょう。

フルカウント｜FULLCOUNT

ブランドについて

1993年の創業当初、理想とするジーンズを追いもとめヴィンテージの研究に没頭します。

それから2年、夢の詰まった1本がついに完成。

初代ジーンズの誕生から30年以上が経過した今でも、より美しく高品質なデニムジーンズへの探求心は衰えることなく、職人たちの熱意と共に進化を続けています。

ブランドの魅力｜独自性

ブランドの魅力は何といっても「厳選された素材」と「卓越した縫製技術」の融合です。

オーガニックコットンで最上級とされるジンバブエ産を使用し、柔軟性と伸縮性をアップ。

縫製糸にもこだわることで抜群の耐久性と履きごこちが生まれるのです。

「ストレートジーンズ」のバリエーションはとくに豊富なのですが、ほんの少しテーパードを効かせることでダボつきを和らげたモデルを製作するなど、ユーザーの好みやニーズに寄り添ったラインナップとなっております。

ジャケットやスウェット、Tシャツなどトップスも展開されており、なかでもデニムジャケットは高い人気を誇るロングセラーアイテムといえるでしょう。

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リゾルト｜RESOLUTE

ブランドについて

リゾルトはDenime（ドゥニーム）創業者である、林芳亨氏が新たに展開するブランドです。

林氏は業界で長くデザイナーを務め、国産ジーンズ発展に大きく貢献した人物といえます。

モデルは4型だけのシンプルな構成。

サイズが細かく設定されており、着る人の理想や体型をしっかりサポートしてくれます。

長年の実績やノウハウのもと、日本人の好みを的確に作品へ落とし込み、ジーンズだけに情熱を注ぐブランドです。

ブランドの魅力｜独自性

カラーは限定モデルを除き「ノンウォッシュ」と「ワンウォッシュ」の2種類。

シルエットは程よいフィット感のある「ストレート」と「テーパード」が主流です。

スタイリッシュな綺麗めコーデがお好みの方にもおすすめで、ジャケットやボタンシャツ、ポロシャツなどに合わせ、ビジネスシーンで積極的に穿きこんでいただければと思います。

上質な生デニムをクタクタになるまで穿きこなし、味わい深い1本をプロデュースしてみてはいかがでしょうか。

2024年3月、ブランドより「713モデル」の終売（廃盤）が発表されました。

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レッドカード トーキョー｜RED CARD TOKYO

ブランドについて

デニムジーンズの名門「リーバイス」と「エドウィン」で腕を磨き、その知見をもって日本のデニム業界をリードする本澤裕治氏のプロデュースブランドです。

これらの理念を熟練の職人たちが忠実に体現し、上質な作品を生みだしています。

ワークウェア特有の機能性ばかりを求めるのでなく、メイドインジャパンの「繊細さ」と「感性」が織りなす「進化版 REAL DENIM」を提案しているブランドです。

ブランドの魅力｜独自性

国産生地を使用し、縫製はジーンズの聖地「岡山県児島地域の烏城（うじょう）物産」が手掛けるSUPIMA綿カバーリング糸、ボタンなどパーツ類は「YKK社製」を採用。

細部にいたるまで日本製にこだわる姿勢は「メイドインジャパン」への強い信頼と自信の表れといえるでしょう。

柔らかいライトオンス生地によるストレスフリーの穿きごこち、型崩れしない縫製技術の高さは折り紙付き。

リアルヴィンテージを思わせる洗練された加工技術が、シルエットを美しく表現しています。

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レディース

ステュディオ・ダ・ルチザン｜STUDIO D’ARTISAN

ブランドについて

フランス語で「職人工房」を意味する「STUDIO D’ARTISAN」。

1979年、パリでデザインを学んだ一人のデザイナーによって設立されました。

当時は出会うことすら不可能といわれた「旧式の力織機」を広島県の「備後の地」で発見。

再稼働に成功し、デニム生地ならではのムラ感や質感、色落ちを継承しています。

ヴィンテージの再現だけに捉われず独自のテイストを素材に調和させ、新しい価値を創造しているブランドです。

ブランドの魅力｜独自性

創業当時、ジーンズ市場は「加工」を主流とするマーケットに移行しつつありました。

そんななか、一貫して独自のスタイルを守り抜いたのが「STUDIO D’ARTISAN」です。

日々研鑽をかさね、世界ではじめてヴィンテージ仕様のセルビッチジーンズを完成。

海外からメイドインジャパンが注目されるきっかけとなりました。

ブランドが手掛けるジーンズはフレンチワークパンツのシルエットを掛けあわせることで、野暮ったさを排除する独自の解釈が基調とされており、唯一無二の存在感を放ちます。

ブランドには熱狂的ファンが多く、ジーンズ以外にも人気のシャツやジャケットはすぐに完売してしまうほど。

ジーンズを引き立てる魅力的な作品が多数ラインナップされていますので、こちらもぜひ。

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シュガーケーン｜SUGAR CANE

ブランドについて

「SUGAR CANE」は、戦後はじめて日本に誕生した米国向けアパレルブランドです。

1965年、創業元である東洋エンタープライズ社が米軍関係者を対象に設立しました。

米軍関係者に向けたスタートでしたが、ベトナム戦争終結後、国内のアパレルメーカーへと移行していきます。

このとき米軍将校に「SUGAR CANE（さとうきび）」と名付けられたのが由来です。

ブランドの魅力｜独自性

ブランドにはあえてデザイナーを設けず、職人全員がすべての工程に企画段階から着手するこだわりよう。

米軍向けに技術を磨いただけあって、デニムを中心とするアメリカンカジュアルの開発に精通しています。

また、たいへん興味深いのが「さとうきび」を原料に使用したデニムジーンズです。
アメリカ仕込みのワークウエアにジャパンクオリティを融合させ、新感覚の「和」デニムを誕生させました。

ジーンズはもちろん、快適な着心地と保温性にすぐれたダウンを筆頭に、古き良き時代を思わせる完成度の高いアメリカンカジュアルも人気ですので、こちらも要チェックです。

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オアスロウ｜orSlow

ブランドについて

めまぐるしく変化する業界。ゆっくりと自分らしさを見つめなおし、オリジナルを丁寧につくる

originality Slow

上記コンセプトのもと、徹底した自社生産を貫くブランドです。

デニムアイテムをはじめ、手間暇かけて製作されたワークウエアやミリタリー系のクオリティも高く、ヴィンテージの世界観を現代風にほどよく落とし込んでいます。

ブランドの魅力｜独自性

生地の製作には、60年代の米国製ミシンを使用。デザインやシルエットはシンプルなものが多く、あらゆるファッションスタイルに馴染みやすいブランドといえるでしょう。

オリジナル生地で製作されたブランドのアイコン的存在「105モデル（ストレート）」や「107モデル（テーパード）」をはじめ、オーバーオールも根強い人気を誇ります。

デニム素材と相性抜群のミリタリーアイテムも充実しているので、こちらもぜひお試しいただければと思います。

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レディース

フェローズ｜Pherrow’s

ブランドについて

アメリカンカジュアルの老舗「The REAL McCOY’S（ザ・リアルマッコイズ）」の創業メンバーであった志村昌洋氏がプロデュースするトータルウェアブランドです。

「流行に左右されないモノづくり」をコンセプトにワークウェアやヴィンテージアイテムなど、古き良きオールドアメリカンの雰囲気を醸す独創的アイテムを展開。

90年代初頭、ヴィンテージスウェットやフライトジャケットの復刻モデルを世界に先駆け発信し「レプリカ」の価値を世に知らしめました。今もなお、アメカジ界を牽引する存在としてファンを魅了しつづけています。

ブランドの魅力｜独自性

オリジナリティに溢れるフェローズ作品は、ブランドの遊び心もさりげなくデザインに落とし込んでいます。

作り手の個性があらわれるジーンズのバックポケットには「バッファローホーンステッチ」と「メタルボタン」が施され、なかでも代表モデル「421」の刺繍ステッチには2色の糸を使用しておりたいへん魅力的です。

また、フェローズデニムの独自技法として「スターチドウォッシュ加工」も欠かせません。洗いをかけた生地に糊を利かせる技法で、以下のようなメリットを生みだします。

フェローズにはジャケットやニット、スウェットやシャツなど、長年の実績に裏打ちされた秀逸なアイテムが満載です。ジーンズとの相性も抜群ですので、日本屈指のアメカジブランドをぜひトータルでお楽しみください。

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ジャパンブルージーンズ｜JAPAN BLUE JEANS

ブランドについて

国産ジーンズ発祥の地「岡山県児島地域を拠点」に「ジャパンブルー社」が運営するオリジナルブランドです。

同グループには「桃太郎ジーンズ」なども名を連ねます。

生地の生産から縫製、加工にいたるまで自社で行い、そのクオリティの高さを世界へ発信しつづけています。

ブランドの魅力｜独自性

ブランドが展開するシルエットやフィット感はヨーロッパ市場で評価が高く、型や加工のバリエーションが豊富な点も、国内外で人気を支える理由といえるでしょう。

また、特筆すべきなのは携わる職人たちのジーンズにかける情熱、そして自社生産だからこそ実現できる「コストパフォーマンス」です。これだけの品質を現価格で提供する心意気に感謝といわざるを得ません。

豊富なラインナップを取り揃えるパンツ類をはじめ、ジャケットやシャツなど、ビジネスシーンでも活用できるアイテムが充実しているので、こちらも要チェックです。

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ジョンブル｜Johnbull

ブランドについて

1952年創業で国産ジーンズ発祥の地「岡山県児島地域」を拠点とする老舗ブランドです。

当初は「カネワ被服」という名称で、作業着や学生服を手掛けていました。

「ジョンブル社」へ商号変更を機に、ジーンズやワーカー、カジュアルなど幅広く展開。

全国の主要都市に店舗をかまえ、性別を問わず多くの世代に支持されています。

ブランドの魅力｜独自性

流行に左右されないベーシックから個性的なものまで、幅広いスタイルが魅力。

ブランドが誇る縫製技術「2WAYストレッチジーンズ」は、通常のストレッチにタテストレッチを加えることで伸縮性が大幅にアップ。ストレスフリーの解放感から生まれる抜群の穿きごこちを体感いただけるでしょう。

また、魅力としてもう一つ欠かせないのが「加工技術の多彩さ」です。ダメージやウォッシュ加工をはじめ、ペイント、パッチワークなど、どれもが秀逸で国内トップクラスといっても過言ではありません。

ジーンズに限らず、トップスやアクセサリー、シューズや小物など質の高いトータルコーデもお楽しみいただけます。

ぜひこちらもチェックしてみてください。

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レディース

ウエアハウスカンパニー｜WAREHOUSE & CO.

ブランドについて

コンセプトは「ヴィンテージの忠実な復刻」。

糸や縫製、加工にいたるまで徹底研究をかさね、あえて旧式の織り機を使用するほど。

時代と逆行する手法であっても一切妥協をせず、精力的に取り組むブランドです。

シャツやスウェット、ジャケットなどトップスも充実しトータルでお楽しみいただけます。

ブランドの魅力｜独自性

再現性の高いヴィンテージがお好みの方へとくにおすすめしたいブランドです。

ディテールや加工のみならず、生地の織り目や色合いなど細部にまでこだわった1本は穿いてみる価値あり。

ジーンズマニアなら誰もが知るような名ブランドの復刻版を手掛けるなど、他とは一線を画す稀有な存在といえるでしょう。1900年代前半～中頃をイメージした作品も多く、ジーンズの歴史を年代別に楽しむのもおすすめです。

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ナンバーナイン｜NUMBER (N)INE

ブランドについて

1996年、老舗セレクトショップ「ネペンテス」でバイヤーを務めた宮下貴裕氏が設立。

ビートルズのアルバム「ザ・ビートルズ：レボリューション9」がブランド名の由来です。

2009年に宮下氏は会社を脱退しますが、新体制のもとブランドは現在も継続されています。

ストリート系を中心に復刻モデルを展開するなど、独創的デザインで根強いファンを魅了しつづけるブランドです。

ブランドの魅力｜独自性

ロックやパンクテイストを中心に、音楽とのコネクションを作品に色濃く反映。

レッドツェッペリンやガンズ＆ローゼス、キッス、ニルヴァーナなど、音楽シーンを席巻したミュージシャンが放つインスピレーションが余すことなくデザインに活かされています。

なかでも伝説的バンド、ニルヴァーナのフロントマン「故カート・コバーン」のグランジファッションを思い起こさせるようなジーンズやニット、カーディガン、ネルシャツなど、その加工技術は再現性が高く秀逸です。

きれいめファッションにも馴染みますので、アバンギャルドな雰囲気を織りまぜ、スタイリングにメリハリをつけてみるのもよろしいのではないでしょうか。

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ジーンズ選び｜チェックすべき3つのポイント

ジーンズ選びで最低限チェックすべきポイントも解説しておきます。

確認ポイントを明確にしておけば、購入後の失敗を減らすだけでなくアイテム探しの時間短縮につながるのです。

重宝できるブランドに出会うためにも、的確なアイテムチェックを心掛けましょう。

① シルエットやサイズ、色合い

「シルエットやサイズ、色合い」は服選びにおいて、重要視すべきポイントです。

デザインや機能性に優れていても、体型や組み合わせる服に調和し見た目を引き立てるものでなければ、本末転倒になってしまいます。着る人の印象を大きく左右しますので、とくに意識するようにしましょう。

ネット通販など試着できない場合は、以下2点をイメージしてみるのもおすすめです。

ジーンズ製作に特化したブランドは好みや体型を正確にくみ取り製品化しているので、比較的安心感はあります。

着用イメージを商品にしっかり落とし込めば、満足できるアイテムが手に入るはずです。

② ディテール

ディテールは作品の象徴であり、ブランドのこだわりや技法が詰まっています。

以下はジーンズに代表されるディテールです。

アイテム選びの参考になさってください。

ディテールによってはそれを見ただけでブランドを判別できるモノもあり、着る人の個性を引き立ててくれます。パッチの素材やロゴ、ポケットの刺繍などにも注目しながら、お気に入りを見つけましょう。

③ 生地の特徴

国産ジーンズの魅力として、伝統的技法から製作される「生地」は欠かせません。

今ではコットンだけでなく、ポリウレタンを配合した「ストレッチ素材」も人気です。

ストレッチ素材の魅力は何といっても「ストレスフリー」の快適な穿きごこち。

膝の曲げ伸ばしがスムーズなうえ、生地が柔らかく軽いので一日穿いたあとの疲れが大きく軽減されます。

デメリットを挙げるならば、コットン素材にくらべ「耐久性は若干劣る」ぐらいです。

生地についてもう一つチェックしておきたいのが「厚み」で、以下の3タイプに分かれます。

ジーンズ生地は着用する季節や環境、穿きごこちに直結する要素です。

TPOにあった生地選びを心掛けましょう。

リピート必至｜メイドインジャパンは圧倒的な穿きごこち

世界をリードする国内屈指のおすすめブランドを紹介してきました。

当記事で紹介したブランドは世界トップクラスのデザイン性や独自性、技術力を兼ね備えていると断言できますが、それに引けを取らないブランドはまだたくさん存在します。

日本は「ファッションブランドの激戦国」であり、世界の名立たるブランドが生産の委託や学びに訪れるなど、業界になくてはならないクオリティにまで発展を遂げました。

日本職人が織りなす美しい佇まい、圧倒的な穿きごこちを体感すればリピート間違いなし。

世界中のファッショニスタが愛するメイドインジャパンで、最高のジーンズライフを満喫しましょう。